定価(税込)
¥62,800
販売価格(税込)
¥49,800
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『オーベロンとティターニアの諍い』(1849年、スコットランド国立美術館)
<作品紹介>
シェイクスピアの『夏の夜の夢』を主題とした画家の代表作で、また、妖精画としても代表的な作品。作品中央右側の男性(オーベロン)は中世・ルネサンス期における伝承上の妖精王であり、シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』に登場する。また、中央左側の女性は妖精の女王タイターニア。
『夏の夜の夢』においては、オーベロンは妖精の王であり、妻タイターニア(妖精の女王)と諍いを起こす。諍いの元は、ある子供に関することであり、作品においてはタイターニアの左脇に描かれている。オーベロンはその子供を小姓として取り立てたいと考えていたが、一方、タイターニアにとっては亡くなった友人の子供であり、その子を自分で育てたいと思っていたために意見は対立する。そして、両者ともに力量のある妖精であったため、その争いが天候(異常気象)にまで影響するのだった。
作品においては、妖精(エルフ)の住まう幻想的な世界において、子供を巡り、妖精王オーベロンと妻である妖精の女王タイターニアが対立する場面が表現されている。
ジョゼフ・ノエル・ペイトン
<画家紹介>
スコットランドの画家、彫刻家、詩人。織物職人である父ジョゼフ・ニール・ペイトンと母キャサリン・マクダーミッドの子として、1821年12月13日にスコットランドにて生を受ける。
父親が武具を中心とする古美術収集家、姉のアメリア・ロバートソン・ヒルは彫刻家であり、弟のウォーラー・ヒュー・ペイトンは風景画家として活動した。画家は生涯のほとんどの期間をスコットランドで過ごしたが、ダンファームリン芸術アカデミーに在籍して才能を花開かせ、家業を手伝う一方、モスリン工場でデザインの監督を行うなどした。
1843年以降、ロンドンにあるロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで短期間学ぶ。ロンドン滞在中にラファエル前派への誘いを受け、同派の様式で作品を描いた。後、歴史的な内容、および、妖精や神話、宗教などをテーマにした絵画作品を制作する。1858年にマーガレット・ゴーレイ・フェリアと結婚し、11人の子供をもうけた。1847年に王立スコットランド・アカデミー準会員、1850年正会員、1865年に王室画家に任じられ、1867年にナイト叙任、1878年法学博士。
複製画 高画質デジタルプリント(画布)
59.4×91.2 cm(オリジナルの寸法99×152 cmのほぼ5分の3サイズ)
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宅急便(送料着払い発送)
当サイトで販売している複製画作品は、高解像度の大型プリンターで画布(キャンバス)に出力した高画質デジタル・プリント複製画であり、また、一作品ごとに出来映えを調整した独自商品となっております。
具体的には、オリジナル作品の印象にできる限り忠実となるように寸法を調整し、また、美しい複製画作品となるように、仕上がりにこだわりを持って制作させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
なお、複数の作品につきまして、現在のオリジナル作品の状態よりも、制作された当初の名画作品のイメージを想定、および優先して制作しておりますので、その点につきましてはご留意ください。
お届け時期につきましては、ご注文後、お選びいただいた額縁を制作し、3週間から1ヶ月位で作品を発送させていただきます。
当店は国内で事業を行っており、安心してご注文いただけます。それでは、ご注文を検討していただけましたら幸いです。
・画面上部の商品画像は作品と額縁の画像を合成したものです
・すべての作品画像は実際の作品(画布を木枠に貼り付けた状態)を撮影したものです
・規格サイズではないため、落札後に額縁を制作・発送させていただきます
・各作品の在庫はひとつとなり、品切れになった場合の補充は数ヶ月後となります(その際に色調等の微調整を行う場合があります)
・商品画像の額(1番、ゴールド系1)および、下記の中からご希望の額縁をお選びいただけます
・額縁には裏板、トンボ、アクリル板、吊りひも、額縁側吊り金具が付属します